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2019.06.19ジェラートの話


だんだん気温が上昇し、暑くなってきたので冷た~いお話。

ラトリエのジェラートも作り始めて早5年。ジェラート店の勤務経験がない中、思考錯誤で始めたわけでありますが、そこそこの仕上がりだと思っております。(控えめな自信…。)

最近シェフが思うこれだ!という商品はずばり「白いコーヒー」。ネーミングセンスのイマイチ感は否めませんが、ちょっと興味をそそられて、ご注文されるお客様が結構います。

簡単にご説明いたしますと、白いジェラートなのにコーヒー味という代物ですね。そのまんまですね(笑)自家焙煎店ならではなので、良質の豆をたっぷり使用しております!

では、なぜ白いのか?数少ないブログ読者に企業秘密を暴露いたします。

焙煎して、挽かない豆をベースのジェラートに一晩漬けこむ。

はい、1行で終わる企業秘密です・・・。

抽出したコーヒーだったり、挽いた豆だとどうしても色が出てしまうので、そのまま漬け込むことによって白く仕上がるのです!

なので、味を強く出さねばと思い、かなり深煎りの豆で白いコーヒーを作っていたのです。もちろん仕上がりもおいしかったので、そのまま販売していました。

ところが、同業のお知り合いの方が食べて「浅煎りもいいんじゃない?むしろ単一の豆ごとでもいいんじゃない?」

なんか、強く味を出さねばと思って全然浅煎りとか、考えていなかった…早速試作したところ、大げさですが目からうろこ!

ちゃんと特徴が出ました!

深煎り=苦味

浅煎り=香り

コーヒーを抽出するときのようにちゃんと特徴が出ました!

ん~、まだまだ修行が足りません・・・人のいう事は聞くものですね。

という事で、現在「白いコーヒー」は深煎りブレンドと浅煎りはエチオピアのシャキッソの2種類販売しております。

 

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