オンラインストアはこちら

BLOGブログ

2026.10.21お知らせから一週間

案外、淡々とお知らせできると思っていました。

けれど、前回のブログを書き終え、公開のボタンを押そうとしたとき、指が少し震えた。

17年の重みが、最後に指先まで来たのかもしれません。

年末での営業終了をお知らせしてから、一週間ほど経ちました。

お知らせを出すまでは、どう伝えたものかと考えていましたが、出したら出したで「これからどうするんですか?」という、さらに難しい質問が待っていました。

順番としては、先に答えを用意しておくべきだったのかもしれません。
料理なら仕込みをしてから営業するのですが、自分のことになると、どうも手順が逆になります。

「どこでもいいから、またお店をやって」

と言っていただくこともあります。

ありがたいことです。
ただ、「どこでもいい」という言葉をそのまま信じてよいかは、少し考えています。開店してから「そこは遠い」と言われても、店を近づけるわけにはいきません。

お仕事のお誘いもいただきました。

店を閉めるという話をしたところ、別の場所で働く話が来る。私としてはこれからの働き方を考えているところですが、周囲では働くこと自体は決定しているようです。

50歳になっても声をかけていただけるのは、本当にありがたいことです。
採用する前に、もう少し本人をよく見た方がいいのでは、と余計な心配もしています。

さて、これからのこと。

料理やコーヒー、ワインなど、続けていきたいことはあります。ただ、今のラトリエをそのまま別の場所に移す、ということではありません。

17年続けてきて、ようやく分かってきたこともあれば、17年続けても分からなかったこともあります。後者について書き始めると長くなるので、今日はやめておきます。

これまでの経験をどう生かすか。
これから、どんなふうに仕事をしていくか。

考えることはいろいろありますが、考えているだけでは何も進まないので、少しずつ動いています。お伝えできる形になりましたら、またこちらでお知らせします。

そして、ラトリエは年末まで営業しています。

営業終了のお知らせを出しても、翌朝には仕込みがあります。
一区切りという言葉に、洗い物を減らす効果はありませんでした。

残りの時間も、いつもの食事とコーヒー、ワインをご用意して、皆さまをお迎えします。

特別なご挨拶を用意して来ていただく必要はありません。
いつも通り、お腹を空かせて来ていただければ、それがいちばんうれしいです。

この記事が気に入ったら
いいね!お待ちしております

この記事のあとによく読まれている記事